先輩の声 Vol.4

By 福泉会, 2017年10月8日

 VOICE Vol.4

 

 

吉岡 里英

Satoe Yoshioka 

平成27年入職

所属:九頭竜長生苑 通所

職種:介護職

 

 入職のきっかけ

 前の就職が初めてのデイサービスの仕事でした。ちょうど人間関係や働く環境として辛さや大変さを感じていたときに、福泉会で長くケアマネージヤーをされてきた職員の息子さんと、私の主人が同級生だったことがご縁で、「一度面接に行ってみては?」と話をいただいたことがこちらで働くきっかけでした。

 

 福泉会の魅力

 一番私の心に残っていることは、亡くなられた前理事長との採用面接でのひとコマです。
私は核家族なので、生活や子育ては自分のペースで行いたいという希望がありました。福井の女性は共働きが一般的でフルタイムで働くことが言わば当たり前。面接でも会社側の条件を先に提示され、「それで働けますか」と言われました。先に電話で私の思う条件をお話しましたが、それは叶わないのかと不安になり閉口して困っていると、理事長が事務長を諭すように「働ける条件をまずは聞いてやりなさい、そうでなければ話が進まないじゃないか」
と言って下さったので、素直に自分の希望を話すことが出来ました。

その時、「会社が思う条件では満足に働けない自分でも、希望を言うことができ、トップである理事長が自分を大切に扱ってくれる、ここはきっと大丈夫だ」と思うことが出来ました。

いつか前理事長に直接お礼を、と思っていましたがお伝えできる機会がなく残念です。

 以前の職場は看護師2名、介護職5名、運転手2名の事業所でした。 以前の職場の方が目にしたら気分を害するかもしれませんが、最初の頃は休憩時間はなく、お昼は自分のお弁当を利用者の前で広げ、見守りをしながらの食事。仕事の分担は当日の朝に決まり、人手が無いので、責任を持って仕事内容を教えてくれる職員はいませんでした。「見て覚えて」という教え方で、初めての仕事に慣れることで精一杯でした。しばらくすると慣れて当然という態度で接してこられるため、重圧もあり心が折れそうでした。

 人員ギリギリで回している中、急に休む職員もいました。息つく間さえないほど忙しく有給休暇も取れる環境ではありませんでした。こういった介護の仕事の現場ではよくある話のようで、そこだけが特に酷い会社ではなく、小さな施設では人員不足により働き方を選べないことを受け入れざるを得ないのです。

福泉会は規模が大きい施設で福利厚生面でも給与面でもきちんとした会社という安心感があります。
お昼もきちんと休憩が取れ、シフトで前もって自分の分担する仕事が明確に分かるので、誰かにだけ仕事の分担が過大になることもなく、自分の仕事に集中することができます。有給休暇も職員の皆さんがきちんと取られているので取りやすいです。教えてくれる職員も優しくて指導期間に伝えられなかったことは上司と相談して最後まで習えるように配慮してくださり安心して働けています。
あと、時給とは別に手当てが細かく決められていることも嬉しいポイントです。

 

 就職して大変だったこと

 辞めようと思ったことは一度もありません。しかし、休日の取り方について上司との思いの違いにより家庭を大切にできなくなるかもしれないという危機を感じたことがありました。

 私は周りの方への配慮のつもりで土曜日と祝日も勤務しています。
当時、急に欠勤する職員が数人いて人員に余裕がなかったり、土曜日・祝日に休みを希望する職員が多くいて、正職員が土曜日・祝日に休みを取りにくいという不満が上がっていました。

私は土曜日・祝日は働くと申し伝えてあるのに、「同じパートだから3人で話し合って休みの取り方を決めてくれ」と上司に言われたことがありました。腹が立つと同時に、普段土曜日・祝日に休みを希望していない私が、大切な用事があるときに希望しても休みが取れないなんて。上司が守ってくれなかったら誰が保証してくれるのかと、悲しくなりました。

その時思い切って上司と話をしました。
うまくは伝えられなかったかもしれないけど、きちんと話し合う機会を設けて頂いて気持ちを納めることが出来ました。この件で直属の上司もきちんと聞いて下さるということが分かり、安心感に繋がりました。
言いにくいことを言うことを許されるというのはきちんとコミュニケーションを取れているという信頼に繋がると思います。

 

 職場での楽しみと目標

 以前の職場よりも気持ちに余裕が出てきたので、自分で考えたレクリエーションを行っています。利用者さんが楽しんでくれたときに嬉しさを感じます。

 今は与えられた仕事をこなすこと、自分と家族を大切にすること、毎日を安心して過ごせることに重きを置いています。
紹介してくれた主人と職員とのご縁があってこそ、これからも感謝して働いていきたいと思います。