ミライノカイゴハ・・・

By 福泉会, 2017年9月4日

九頭竜長生苑デイケアです😃。

 

朝晩が随分涼しくなり

すっかり秋の気候になって利用者さんの着てこられるお洋服も秋めいた雰囲気になってまいりました。

さて、介護と聞くと皆さんは「大変~!」ってイメージでしょうか。

周りの介護の仕事の経験のない方からは大変ね、偉いねと

声を掛けられることもありますが

デイケアに来られるのは割と元気なお年寄りというのも

あってか大変~とは思う瞬間は少ないです。

 

私は通所に勤めるのは4年未満のまだまだ経験の浅い

新米と中堅の間ですが

今日のお昼休みに先輩介護士さんとお話ししていたら

「私の知らない介護☔」の世界を知りました。

 

今は紙おむつが一般的ですが

15年前の入所では布おむつだったそうです。

なのでオムツ交換の間隔も頻回で

一日中オムツ交換に追われるようだったと言われてました。

子どもの布おむつよりも数倍大きい布おむつで

防水のカッパみたいなカバーをして

漏れたりして全部着替え、もちろんそうなるとシーツの交換もあり

洗濯ものも沢山でますし

臭い汚いという言葉も現場で普通に飛び交い

本当にキツイ大変な仕事だったんだなーと

驚いて聞きいってしまいました😲。

 

食事の介助も口を開けてくれない利用者さんに

スプーンを突っ込んで口を開けさせて

もう一つのスプーンで空いた口から

食べ物を流し込むような時代も経験されてきて

その後制度が変わりケアマネさんから指導され

考え方も今の利用者さん本位にとなっていきましたが。

 

介護をさせていただくって姿勢で働くことを

想像していた入社時代からは程遠い現実に

切なくなったと話されてました😣。

 

今ではそんなことありえないですが15年ほど前は

時代が時代だったのでしょうね。

介護する側の事も、される側のことも

想像するだけで苦しくなりました😭

 

今は紙おむつもどんどん進化していって

形もサイズもタイプも様々で

漏れる時もたまにはありますが

間隔が頻回に取り換えしなくて

も利用者さんの排泄の間隔がつかみやすいし

オムツ交換の際は職員も手助けしあいながらなので

介護者にもやさしく利用者さんにも負担が少なくなったのだなーと思います😊。

 

食事の介助も本人の食べたいという気持ちを大切に

座位を工夫したり、食形態や好みも把握して

一人ひとりを大事にしていると思います🙂。

 

介護保険制度ができて、どんどん介護も制度が新しくなったり

介護にかかわるオムツをはじめ介助用品がどんどん良くなり

接遇や技術などの勉強会なども必ず定期的に行われていて

職員のスキルアップもされていて

昔を知らない私からしても今介護を受けているお年寄りは

良い環境のなかで年を重ねられていると思います😘。

 

人相手なのでもちろん大変なこともありますが

 

これからも色々進歩して未来の介護は

今の介護よりももっと良くなっていることと思います。

15年前はね・・・って話す日が来るかわかりませんが

働く人も、介護される人も幸せな未来がくることを信じてます🤗。